家リア充化計画 (家を売る買う作る)

いつ家を売る?売却のタイミングを逃さない! 

今の家をいつ売るのか。
相続や転勤、離婚など
早急に売らざるを得ない場合を除いては
できるだけ、高い時期に売りたいものです。

同じエリアに
「競合物件がない」
「新築物件が出ていない」場合が
売り出すのに絶好のタイミングとなりますが

一般的には
どのタイミングで売るのがベストなのか。
今回は売却のタイミングについて考えていきます。


不動産がよく動く季節

一年の間で、
不動産が一番動くのは1〜4月。
引っ越しの時期の春先周辺に多くなります。
一方、閑散期は夏になります。

マイホーム、住宅の場合に限ると、
1.2月が特に動くようです。

仕事の関係はど、
購入する理由が決まっているケースは
子供の学区なども
考慮しないといけないので決まりやすいからです。

次に動くのは
9月や10月。

お盆休みに実家に帰省するなど
日常からふと離れて
人生を俯瞰した際に
そろそろ持ち家を検討したほうがいいかな
といった話が出やすいといったこともあるでしょう。

「売り時」の見極め方

すぐにでも売却しなければならない
状態でなく、数年以内に売りたいというように
時期的に余裕がある場合は
「売り時」の見極めがキーポイントになります。

経済動向や景気動向を常にウォッチする

不動産の売却タイミングはいつ

上記図表を見てもわかるとおり
1991年(平成3年)に
ピークを迎えた後、
坂を転げおちるように下落しています。

近年はアベノミクス効果もあり、
短期的にはその下落動向に一定の歯止めがかかり
場所によっては地下の上昇が見られるようになりました。

家を売るなら
こうした小さなピークを待って
チャンスを逃さずに売却することが非常に重要です。

土地相場の読み方

東京オリンピックによる
需要拡大を予想する事業者が、
東京の不動産を投資目的で買い上げたため、
東京の不動産相場は
近年にない上げ潮となっています。

つられて
首都圏の地価は高騰しています。

価格が一定以上上がりすぎたため
値上げ幅を稼ぎたい不動産事業者は
首都圏から大阪、名古屋へと
購入対象を広げているため
東京以外の大都市圏でも
ジワジワと地価が上昇しています。

とはいえ、
長期的には依然として
下落圧力の方が高いという予想が大方の見方です。

少子高齢化が進む中
「7軒に1件が空き家」
と言われる通り、

不動産においては、
今後も長く供給過多が続くものと見るむきが一般的です。

平均給与、所得からみる不動産の売り時

大切な判断基準の
一つとなる
国内の所得の推移は
国税庁発表の資料によると
民間の平均給与は97年の467万円をピークに
近年では400万円台まで落ち込んできています。

東京オリンピックまでは上昇する
という売り文句で、
値を釣り上げてきた不動産業界。

東京オリンピックの前後を境に
ピークを迎えると考えるのが良さそうです。

景気の流れは売りやすさにも関係する

バブル経済の盛り上がりと崩壊を見るまでもなく
土地本位制と言われる日本では
景気動向と地価は密接に結びついているため、
家を高く売るなら、
景気の良いときが当然狙い目です。

景気の良し悪しは
地価だけでなく「売りやすさ」にも関連してきます。

当たり前ですが
高値売却を実現するためには
高い値段で買ってくれる相手がなくてはなりません。

買い手の多くは
金融機関の融資を活用して
物件を購入します。

この融資審査の通りやすさが
景気動向によって異なってくるのです。

景気が後退する局面では
金融機関が融資を引き締める態勢に入るため
好景気の時では認可されていた融資が
通らないケースが出てきます。

景気動向は
不動産市況という面以外でも、
不動産の高値売却を目指す人には
重要な指標となるので
日頃からチェックする習慣は必須です。

売却スケジュールの立て方

売却を行うとき
最初に行うのは「物件の査定」です。

実際の査定は、
複数の不動産業者に依頼するとよいでしょう。

不動産業者によっては、
数十万円から数百万円単位で査定額が異なることもあります。

一社だけに任せてしまうと、
相場観をつかむことができません。

最終的には自分で判断できるよう、
査定は複数社が基本です。

相場観は早めに持っておくにこしたことはありません。
基準となる金額を持って
不動産売却に関する各事象を見ることで
今まで見えていなかったものが見えてくるようになります。

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◉不動産一括査定とは
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高額取引になる不動産の売買は
短期で契約に至ることはあまりありません。

そもそも相手があってはじめて交渉に進むことができます。
だからこそ、
マイホームの売却スケジュールは短期ではなく、
中長期的な視点が大切なのです。

売却の検討から契約まで
おおむね一年程度

見ておいたほうがいいでしょう。

平均的にも、
中古物件の売却期間は1年ほどになります。
これは新築物件でも同じです。

もともと新築物件というのは
不動産業界でも定義として、
建物が完成してから
1年以内に買い手がつかなければ
以後は、中古として扱われてしまいます。

ゆえに、
1年以内に売却するために様々な工夫がほどこされています。

経済動向や景気動向をチェック

売却のタイミングとしてもっとも重要なのは、

やはり景気の良い、
値段の高い時期に売るのが得策です。

ITバブルなど景気が良かった時に
売買できた人は
なぜタイミングよく売れたのでしょうか。

一番大きいのは運。
もう一つ、大きな要因として
経済動向を
熱心にチェックして迅速に動いた
からといえます。

売却時期を逃さなかった人たちに
ヒアリングして、彼らが日頃チェックしている
情報源を聞いてみました。

不動産関連情報

◉月刊プロパティマネジメント

業界では定番の月刊誌。
大口不動産投資家の動向、業界情報の収集に。

◉日経不動産マーケット情報Web版

1年購読で約15万円と高いので、
無料で見られる見出しのみチェック

◉東京都宅地建物取引業教会
業界トレンド&ニュース

法改正、行政の動向などを把握します。

◉不動産流通研究所
最新不動産ニュース

業界の新製品、新サービス情報。

投資用物件情報

◉レインズ
不動産業者間の物件情報共有システム。
健美家など個人向けの物件サイトより
情報量は圧倒的に多い

◉不動産競売物件情報サイト

ネットで見られる競売情報

実需マンション物件情報

◉ホームズ 新築分譲マンション都心版+東京23区版

新築マンションのトレンド、供給件数を把握します。

◉マンションコミュニティ

各マンションごとの口コミや噂話がのっています。

◉Homewith.net

◉三井のリハウス エリア別マンション特集

◉野村アーバンネット ノムコム

◉住友不動産販売

◉ケン・コーポレーション ブランドマンション東京都心版

これらが不動産に直接関連した情報ソースになります