もう「コロナ以前」には戻らない。
「ウイルスと共生」といったシナリオに
私たちは備えておかなくてはなりません。
身の回りでも
・マンション→一戸建て
・シェアハウス→自宅勤務
・リア充ウェイ→オタク的活動
・都会→地方
・海外横断→地元土着
・パーティ→少人数の家飲み
などトレンドが変わってきています。
また「個」の時代といわれ
圧倒的個人がYouTubeやInstagramなど
様々なプラットフォームを乗りこなして
頭角を表す時代である一方
孤独にさい悩まされ、うつ病になるなど
心に大きな病いを抱えてしまう人も増えてきています。
コロナ時代、ウイルス共生時代に
人とどうつながり、心の平穏、メンタルヘルスを保ち
社会を生き抜いていくかが重要になってきます。
この機会に
仕事ってなんだろう?
生きるってどういうことなんだろう?
そして、
生活を豊かにするコミュニケーション
って何なんだろう?と……。
以下にあげる4つのテーマを素に
1度ゼロベースで考えてみます。
1.あたらしい共同体(コミュニティ)どういうソーシャルキャピタルを得るか
ソーシャルキャピタルとは社会資本、人的資本のこと。お金とは別に、人とどういうつながり、絆を持っているかが社会の仕組みが揺らいでいる時には生きていく上で重要な命綱になります。
「好きな人」と「やりたいこと」を仕事にして、絆を築いていく。人はホームベース、つまり「帰る場所」がないと、新たなことに挑戦することはできない。またホームベースとは、いつでも帰って来られる場所であると同時に、冒険や挑戦に向けて出発できる場所。そして、自己犠牲的に貢献しようと思える居場所のことでもあります。
「「会社に縛られ、数字を追う」「家庭にしばられ良き夫、妻、父、母を演じようとして苦しくなる」ことなく、人生のホームベース(本拠地)を築こうじゃないですか。
一方、我々はお金も稼がなくてはならない。ある程度の数字をおいかけお金を稼がなくてはならない。そういった経済ゲームに挑むには、「それがあるから頑張れる」と思える、動機付けの源泉になる。ホームベースがなければ誰も本気で戦えない。本気になれない人間は弱いものです。
これからますます世の中の生存競争は過酷になる。だからこそ信頼できる波長のあう仲間のいる場所は必須になります。
やはり一緒に何かすることの体験価値は計り知れないので、コミュニケーションコストが低いSNSを告知に使いながらも、つながりや交感はリアル場でも持ち続けることが大切になります。
2.あたらしい自立論どうライフスタイルを切り開くか
人と人との強いつながりとは、便利で快適で秩序ある環境から生まれるというよりは、自由な交流や刺激に満ちたカオスの中でこそ育まれます。
「雨降って地固まる」という言葉のとおり、思いもしないことが起こるたび、時にはトラブルさえも乗り越えていくことで、徐々に人生という物語の中に「コイツなくして自分の存在も世界もないんだ」という関係性、必然性が生まれてきます。
「メリットがあるから」「孤独で寂しいから」「不安だから」ということで表面的なつきあいに終始していると、人生で本当に大切なものを見失ってしまいます。
令和になり、昭和や平成とは明らかにちがったルールでこれから私たちは生きる必要があります。
従来のやりかたや価値観にしがみつくのではなく、試行錯誤を積み重ね、ノウハウをあたらしく身につけていくしかありません。
3.あたらしい経済圏貨幣だけでない経済圏をつくるために
価値と価格は分けて考えることが大切になります。
まず「価値」を訴える。
例えば、自分たちは、今までにない濃密なコミュニケーションをしたいんだ、とか。
それは、俺たちは心揺さぶる動画をやる集団だとか、アート集団なんだとか、なんでもいいと思います。
ある価値、フレームを出したらその枠組みをベースにして人を選ぶことが重要になります。
いくら稼ぐかに目が行きがちですが、「価値」という視点を忘れてしまうと、先々コミュニティが荒れてしまうことになりがちなので注意が必要です。
4.あたらしい未来未来をどう捉えるか
コロナがおさまり、経済が回るようになると社会も徐々にもとどおりになるだろうという考えに頼るのではなく、自分たちのコミュニティは自分たちで守る。すくなくとも自分たちの周りの人たちはお互いをお互いに幸せにするために日々を行動する。そういった行動が今後いっそう大切になってくると思います。
当方では「20年後も仲間でいよう」をテーマに「Club100」というコミュニティをたちあげ、様々な点からメンバーの活動をサポートしていくつもりです。ご期待いただけたらと思います。