家リア充化計画 (家を売る買う作る)

住宅展示場の活用。情報収集マニュアル

いま話題の【2拠点生活】とは、
「仕事は都心部で住まいは郊外で」といった
考え方になります。

キーワードとしては
・都心と郊外
・住み替え
・一戸建てという選択肢
・東京に住むなら

また、資産性という考え方からは
・「資産」とは
・家を売る、買う
・不動産屋の選び方
・住宅展示場の周り方
などがアツいキーワードです。

今回は
住宅展示場を取り上げます。

現にクルマで街を走っていると
次から次に住宅展示場が新設されています。

これらを1件1件まわるのは結構時間がかかります。
1日1-2件まわればいいということも少なくないでしょう。

ハウスメーカー決定に数多くの物件を見ておきたいところです。
また、建売や中古を検討している人やマンション狙いの人も
一度は住宅展示場をおとずれて、どんなものか感覚をつかんでおくことは
とても重要になります。

住宅展示場に行く前にすること

たまたま通りがかったところやイベントに釣られて
ふらっと住宅展示場に行くのは明らかに非効率です。

ふと目の止まったハウスメーカーに立ち寄るだけでも、
入ってから出るまで2-3時間かかることはザラです。

来店するハウスメーカーを決めておく
なんだ当たり前のことじゃないか、と思いますが
人のサガとして、明確に指針を決めておかないと
ついついふらっと目についたところを寄ってしまうものです。

住宅メーカーを何件か見た後で
すこしずつ目が肥えてきて
自分なりの物差しができてきたころなら
直感を信じてもいいでしょうが、
一番最初は訪問するメーカーを決めておく。これにつきます。

優先順位をはっきりつけて
一番上から順にしっかりとまわっていくことが肝心です。

住宅展示場へ持っていくもの

見学するモデルハウスを決めたなら、予約をします。
WEB予約であっても
折り返し営業さんから電話がかかってくることが多く、
その際、来店時の持ち物や説明があるかと思います。

土地に関する資料

もしすでに土地を用意してあった場合は、
土地の資料(住所や敷地面積などがわかるもの)を
持ってくるようにと言われること多くありました。

来店前にメールで資料を送付したハウスメーカーは、
来店時にはすでに間取りを作って用意してあったこともありました。

用途土地の資料があれば、用
途地域(第一種住居地域など)がわかり、そ
れがわかると建ぺい率と容積率を算出することができるので
建てられる家の大きさが決まります。

不動産用語について

用途地域や建ぺい率など
むずかしい専門用語は、営業さんに聞いてみることをおすすめします。

その時の対応で営業さんとの相性もわかり一石二鳥です。

建てられる家の大きさがわかれば、
とりあえずの間取りを作成することができ、
それを元に修正をかけていくことができる可ので、
進行がスムーズにすすみます。

土地の希望条件(土地の用意がまだの方)のメモ

土地をすでに持っている人の方が少ないでしょう。
土地を持っていなかった場合でも、問題ありません。

ハウスメーカーの営業さんは土地を探してくれます。
ハウスメーカーの主目的は家を建ててもらうこと。
なので、土地探しは結構真面目にやってくれます。

ハウスメーカーも不動産会社も
「レインズ」という不動産情報を一元化で管理している
ネットワークシステムを用いて検索するので、
原則扱うデータベースは不動産屋と同じです。

なので、
不動産屋にきくような感じで
聞きたい条件をまとめておきましょう。

・駅から○分
・会社からの時間
・子どもの教育環境
・車や自転車の駐車環境
・防災リスク

程度で構いません。
自分自身でイメージをつかむためでもあります。

他社からもらった見積もり・間取り図

他社の見積もりや間取り図は、常に持参しておきましょう。
見せる見せないに限らずです。

それは値引き交渉のためです。
交渉のテクニックとして、これは最終的に出すものです。
交渉はじめで提出しては、他社以上の値引きが見込めなくなります。
値引きが無理ならオプション付帯の交渉手段として用いることもできます。

また
この他社の見積もりと間取りは、営業さんに他社の見積もりと間取りを精査してもらう目的もあります。
業界内事情にくわしい担当者さんにあたれば、いろいろなエピソードや情報が引き出せることも少なくありません。

というのもハウスメーカー業界、業界内での転職や引き抜きが結構多いようで、今はA社で働いていても、以前はB社、C社だったなんてこともザラです。
我が家のエピソード

自分の譲れないポイントのチェック表

住宅展示場巡りをしていくと
次第に住宅の基礎知識や住宅設備に詳しくなっていきます。

そうなると自分の中で価値観がさだまり
「この設備、この条件は外せないな」と思う仕様がわかってきます。

それをチェック表として毎回持参し
営業さんに質問していくことで、
各ハウスメーカー毎の特徴がわかるようになるのです。

・ベタ基礎
・従来工法
・柵の造作
・第三種換気

など一般の人には馴染みのない用語も
徐々にわかってくるようになるはずです。

ハウスメーカー来店時のポイント

簡単な説明を受けたあと、住宅内の案内になると思いますが、
モデルハウスは最高級のオプションがフル装備であることを忘れてはいけません。

営業さんは
「この仕様はおすすめです!使い勝手もよく人気ですよ~」
と説明をしてきますが、

「それは標準仕様ですか?オプションならプラスいくらかかりますか?」
といった質問を通じて確認をしていってください。

間違っても場の空気や営業さんのセールス力にのみこまれて
判断能力を失ってはいけません。

来店したその日にすぐには契約しない

ハウスメーカーも客に買ってもらうため、
まるでカジノのような高揚感を演出しています。
いろいろ巡っていると、テンションもあがってきます。
気分はアガる一方、商談で見えない疲れもたまります。
もうここでいいかなって思ってきてしまうのですが、
絶対にその場で契約することはやめましょう。
一旦、帰って冷静に判断しましょう

一晩寝ても、やっぱりそこが良いと思ったら日を改めて契約を行ってください。
雰囲気に飲まれることだけは避けるようにしましょう。

こちらのサイトでも今後
住宅展示場をハックする方法をどんどん公開していく予定です。